ギャルの遠吠え

脈絡ゼロ!

スーパーフードと猫

食欲の秋は猫には適用されないのか、はたまた我が家のプリンセスの気まぐれなのか、猫様の偏食が悪化してしまった。元々私に似たのか偏食が凄まじく、チキンは全て拒否し、世の猫たちをトリコにしている〇ゅーるさえも召し上がらない。二口ほど食べて、『おあとがよろしいようで』と去っていく。ジビエはお好きらしく、鹿肉ジャーキーはバリバリと召し上がっている。違いのわかる猫なのかもしれない。

子猫の時から筋金入りだったから、とりあえず好きなご飯をいくつも試した。お財布に大ダメージを食らったのは言うまでもない。その甲斐あって、最近は特定のご飯で落ち着いていたのだ。

そんな猫様がまた「このご飯イヤイヤ期」に入った。多分飽きたのだ。放っておけば食べると言われるが、姫様は気高いので何があっても食べない。そして痩せる。猫のダイエットはとても難しいらしいが、我が家の猫様はすぐに痩せてしまう。今回も少し痩せてしまったので、大慌てで色んなご飯を試すに至った。もう国内のフードはほぼほぼ試してしまっているから、海外のプレミアムフードに縋るしかない。一体私の食費の何倍なんだろう。考えたら負けだ。

ニンゲンはもう猫様に支配されているから、フードの種類が無限にある。日本のものだとチキン、まぐろ、かつおフレーバー辺りが主流だけれど、海外のだと馬、うさぎなんてのもあったりする。探しているとチアシード入りもあった。果たして猫様は『やっぱりチアシードが入っていると体が軽くなるにゃん』なんて思うのか?そもそも美味いのか?ニンゲンでさえあれを好んで食べている人はあまり見かけない。意識の高いモデルや海外セレブのイメージしかない。それとも偏食な我が家のプリンセスはこういうものをご所望なのか?なんかこう毛並みが良くなったり、肉球がツヤツヤしたりするのか?チアシードが猫様にもたらす影響を私は想像できない。

結局未だにチアシード入りキャットフードの購入は見送っている。まずは私がチアシード生活をしてみるべきか、悩んでいる。